やまぐちせいこ著「服を捨てると幸せが見つかる」を読んで

図書館で、4月から予約して待ち、やっと番がきました

しかし、、、

まず謝っておかねばならないことがあります

それは、この記事で著者名を書いて初めて気づいたこと

私、断捨離のやましたひでこさんの本だとばかり思って

読んでいました

「ワンコーデ制服化」をして、服は全部無印良品にしたと

読んで、え~ やましたさんっておいくつだった?と

調べたところ、1954年生まれの63歳、それでボーダーと

白パンツを制服化して、服全部無印良品だなんて、

ウソでしょう、30代ならわかるけど、、と

勝手に興奮しました

そうしたら、著者は1977年生まれのやまぐちせいこさんと

いうミニマリスト主婦の方でした

あ~ びっくりした

、、というわけで、50代後半の私には、残念ながら

この方の教えはあまり参考にはなりませんでした

勿論、お若いのにしっかりした考えで、服を減らし、

不要なものを整理して、少ないモノでスッキリ暮らし、

気持ちも晴れ晴れ、素晴らしいと思いました

どうしてその若さでそこまで悟れるのか、煩悩まみれの

私には理解するのが難しいほど

とは言え、目指すゴールは一緒です

どの本でも同じようなことが書かれていますが、

私は同年代の方の、ちょっとした考えが参考になります

洋服に関しては、地曳いく子さんは凄いと思ってます

いろいろ読んで、今までの買い物の失敗を踏まえ、

私が理想のクローゼット実現の為に決めたことは、、

①ユニクロ・無印良品の服は買わない、何故なら結局

愛着を持って着ることができないから

②劣化した容姿を補うために、数は少なくてもよいから

上質な素材の服を買う

③ギャザースカートは似合わないから買わない

④パーカはもう似合わないから買わない

⑤どうでもいいものを買わない

⑥本物を買う

⑦小さいクローゼットに合わせて、不要な服を処分する

そして、日々⑦に取り組んでいるわけでございます

 

イギリス式アンティークなインテリアは素敵ですが無理

このところ、続けて井形慶子さんのイギリス式の

家関連の本を図書館で借りて読んでいます

前回「イギリス流ちいさな家で贅沢に暮らす」を借りて

著者が、イギリスに通い続けて30年以上経った2009年に

ロンドンにフラットを購入して、低予算でリフォーム、

インテリアを揃えたということに興味を持ち、

この「イギリス式シンプルライフ」を借りました

と言っても、築120年のフラットの改装ですので、

日本の新築マンションには、参考にならないんですけどね

それに、もう家具を買い換える予定もありません

でも、とにかくたった150万円でこんなに素敵に

改装されたなんて驚くばかりで、見るだけで楽しいです

150万円は工事費の他、家具も含めた金額というから驚く

ゲートレッグテーブルと呼ばれる折り畳み式テーブルは、

よくロイズアンティークスなどで、

10万円以上で売られてますが、井形さんは、

イギリス、リンカーンシャーのアンティークフェアで、

7000円で手に入れたのだそうです

7000円ですよ!

そして、ヴィクトリア時代の小さな暖炉は1万円

その他の家具も同様にすごく安く手に入れています

古道具屋でかき集めてきたような家具の数々ですが、

こんなに素敵なのは、ケチで合理的というイギリス人が

ものを大切に人から人へ受け継いできたからこそ

日本との文化の違いを感じます

イギリス式アンティークは、イギリスに住んでいれば

誰にでも安くできるインテリアですし

ヴィクトリア時代の古い家にこそ合うものですから

いくら憧れても、日本で高~いお金を出して揃えるのは

ナンセンスですね

アンティークキルトも、高価でも皆が欲しがるそうです

130年前の未使用のキルトが11万円って、、、、、

イギリスって雨が多くて、日照が少ないのでしょう?

布ものはジメジメしないのかな?

ダニやカビが超怖いので、アンティークキルトだけは

絶対に無理です

昔の職場に、趣味が一貫して高級好みの先輩がいて、

カルティエのゴールドの時計、ケリーバッグ、バレン

シアガのカシミヤコートで通勤されて、歩く不動産と

呼ばれていましたが、古くて狭い賃貸マンションには、

パリやロンドンでコツコツ買い集めたアンティークの

家具が詰め込まれているらしいと噂されていました

その方が(随分前の話ですが)とうとう新築マンションを

購入し、私たち招待されたんですけど、その見事な

アンティーク家具の数々にはホント、溜息が出ました

カーテンは、深い青色の高そ~うなビロードでした

私には真似できませんが、一貫した、ブレない趣味、と

いうのは、結局は無駄買いをしないので正解ですね

 

大原照子さんの本から学んだこと

料理研究家の草分けで、アンティークショップの店主でも

あった大原照子さんは、残念ながら2015年1月に87歳で

逝去されましたが、たくさんの著書を残されました

その中でも、私が好きで何度も読んでいるのは、

「50歳からのシンプルライフ術」

この冒頭の「はじめに」部分に、英国留学時代にお隣に

住まわれていたミス・セルマという女性のお話が

書かれています

当時、大原さんは61歳で、ミス・セルマは87歳、トコトン

お付き合いをさせられたそうです

ミス・セルマはユダヤ系英国人で、独身、20畳の

ワンルームに3畳のキッチン、衣裳部屋とバスルーム

という間取りに独り暮らし

食器は少ないけれど良いものばかり

銀食器と燭台、細かい刺繍入りのナプキンを大事に

していたそう

毎朝6時起床、トーストとコーヒーの朝食を丁寧にとり

そのあとゆっくり身づくろいをする

朝はハウスコートと呼ばれるエプロンドレスを着て

午前9時になるとキチンと着替える

ウールジョーゼットのワンピース、ストッキング、

低めのパンプス、ワンピースは、ワインレッド、濃い紫、

紺の3着を1週間ごとに着替えてクリーニングに出すそう

真夏はコットンやレーヨンのワンピースを着、1週間に

3着を着まわしてクリーニングに出して、時々新品と

入れ替わったそうです

ある日、暴漢に襲われてお金を奪われ、殴る蹴るの

暴行を受け、歯が全部折れて、顔、腰、腕、脚に打撲、

内臓も腫れて3か月の重傷を負ったそう

しかし、ミス・セルマは1週間後に退院してしまい、

家に帰り、「寝たきりになりたくない」一心で

ワンピースに着替えて椅子に腰かけていたとのこと

そのおかげか、少しづつ回復し、

寝たきりにならなくて済んだそうです

ミス・セルマは92歳で亡くなりますが、最期は病院に

1週間入院したけれど、ずっと寝間着に着替えず、

ワンピースのままだったそう

大原さんは、ミス・セルマから老いのゆたかな暮らし方

老人の自立ということを徹底的に学んだと書いています

・必要な物を必要な数だけしか持たない

・家の中をいつもこざっぱりさせておく

・身ぎれいにし、どんな時もおしゃれ心を忘れない

・皿数は少なくても1回1回の食事をゆっくり楽しむ

・歳をとっても自分でできることは自分でする

でも他人の手に頼むところは上手に頼む

この5つの心得は、私にとっても目標となっています

 

大和和紀先生の漫画「イシュタルの娘」面白いよ

Fantastic MANGA; The daughter of Ishtar

姉から借りて読んでいる大和和紀先生の漫画ですが、

先月、第15巻が販売になったもの

第16巻は11月に販売予定で、ついに完結らしい

物語は、戦国時代に生きた「小野於通(おのおつう)」

という実在の文人の話で、昨年のNHK大河「真田丸」

にもちらっと出ていましたね、

八木亜希子さんが演じていました

於通は、謎の多い女性で、その出自や経歴については

諸説あるそうですが、残っている文献に基づいて、

出来る限り史実に忠実に描かれているようです

寛永の三筆のひとりである公家・近衛信尹から書を

習ったとされ、当代を代表する女筆、お通流と謳わ

れたというのは事実のようですが、「イシュタルの娘」

では、近衛信尹と夫婦となり一女をもうけます

その娘が、真田幸村の兄、信之の次男信政の

側室になるのは事実のようです

文献に残っていない部分については、作者の想像力が

炸裂していて、すごくおもしろいです

まず、於通は、予知能力のある超能力者として

描かれています

少女時代は信長に可愛がられ、その後文人として、秀吉、

家康、秀忠と様々な場面で関わりを持って、

戦国時代を生きていきます

ただ、於通は、戦国の女性でありながら悲劇とは無縁の

自由自在かつ優雅な生き方だったそうです

ですから、歴史を学びながら?安心して読める漫画です

余談ですが、この「イシュタルの娘」で描かれている

春日局がひどいんです

春日局と言えば、昔、NHK大河で大原麗子さんが演じた

イメージが強いのですが、「イシュタルの娘」では、

姿は醜く、絶大な権力を持って、邪魔ものを毒殺する

よう指示しちゃったりするのです

当たらずとも遠からずと想像してしまいます

私たちが小学生の頃から活躍されている、

大御所の漫画家先生の描かれる長編歴史スペクタクル

読み応えありますよ

大御所といえば、美内すずえ先生の「ガラスの仮面」は

どうなっちゃったのでしょうか?

紅天女選びに30年?40年?最終回は20年前に出来て

いるって仰ってますが、早く読みたいですよね

 

岩木一麻著「がん消滅の罠」を読んで【少しネタバレあり】

昨年の「このミステリーがすごい大賞」に選ばれたという

この本を新聞で知り、図書館で借りました。

末期がんが完全寛解するという、通常ありえない事に、

どういうトリックがあるのか、がん経験者として

とても興味を持ちました。

物語は、初期のがん発見後手術成功するも、その後

再発転移し、のちに完全寛解するという患者が多発

していることに気が付いた医師2名と、その友人の生命

保険会社の社員とで、謎の解明に取り組むというもの。

ある患者は、余命宣告されたために生命保険のリビング

ニーズに該当して、保険金を受け取った後完全寛解する。

病気の子供を抱えた上、困窮している状況で癌に罹患し

余命宣告された彼女は、受け取った保険金のおかげで

子供の将来の為にお金を使うことができ、更にがんが

完治して幸福を得る、保険会社も契約後間もない彼女に

疑いの目を向けるが不審な点がなく、本来の保険の目的

が達成できたと充実感を味わう。

結局保険金詐欺なのですが、患者が企てたことではなく

立証もできないため、そのままになります。

一方で、首謀者が「影響力を持つ」と選んだ患者は、皆

初期癌発見→手術成功→なのに再発転移末期がん→寛解を

たどるのです。

詳細は書けませんが、ある人間の個人的な復讐の為に

人の命をもてあそぶような、この本の題材は

私は好きではありません、そのトリックが

面白かったとも思いません。

私は、医師という仕事に就く方たちに、もしかしたら、

こういう輩がいるのではないかと心配になりました。

昨今、医大生が女性を集団暴行したり、殺害したりと

信じられない事件が起きています。

医師になる人は、知性・教養・医療技術に加えて

当然、正しい倫理観を持っているものと思っています。

ですから、そういうものを踏みにじるこれは

発想自体、恐ろしい物語だと思いました。

最後のどんでん返しも後味が悪いとしか言いようが

ありません。

 

 

岸本葉子著「買い物の九割は失敗です」を読みました

思えば、買っては捨て、買っては捨ての私の人生

この題名を見て、そそられないわけがありません

東大出の岸本さんがそんなに失敗してるならば、

私がしても、仕方ないわね(関係ない?)

どうやら岸本さんは、買い物のほとんどを通販で行うよう

欲しいものがハッキリしていて

条件も細かく、こだわりも強い

しかも、安いという絶対条件の下、

色、サイズ等、入念に調べ検討してから購入に至るも

商品が届くとこんなはずじゃなかった、という失敗です

例えば、クール・カーテン、最大の遮熱効果があるものを

吟味して購入したら、外の景色が見えずホワイトアウト、

景色が見えることは、彼女にとって、最重要事項なのに

うっかり、抜けるんですね

私も、電気を付けても外から見えないカーテンを買って、

付けたらホワイトアウトだったという経験はありますが、

外の景色は見えなくてもかまわないので納得しています

他には、白シャツを買って合わず、何度も返品を

繰り返して送料が嵩むとか

ルンバも失敗されたようです

ホウキで掃いた方がマシなほどの性能に呆れ、オイル

ヒーターを買ったら電力消費が凄かったこともあり、

節電の為に、ルンバの充電を止めて仕舞ったら、

バッテリーがあがって充電できなくなったそう

私の ipod と同じだわ

楽天のセールで安く購入したため、メーカーの送料無料の

無料メンテナンスを受けられず、後悔したのだそうです

ただ、粗大ごみ待ち中に、思い出したように蘇生したそう

やはり、充電型電化製品に翻弄されている人は

日本中に大勢いるに違いない

そう言えば、kindleをしばらく使っていないことを

思い出し、充電しました、危ない危ない

kindleとはアマゾンの電子書籍のことです)

岸本氏は、靴も通販で買うそうですが、それは

テンピュールの秀逸なインソールを持っていて

どんな靴でもOKの安心感があったからこそ

それが、15年も使用してさすがに廃棄したら、

もう販売されておらず、代わりのインソールを

探し回って無に終わったというお話

是非、ビルケンのインソールをお薦めしたいと思いました

私の場合は、買ってすぐ「失敗」とは感じないまでも

使っていないものは失敗なのでしょう

これからは、絶対に「使う物」しか買わない、と

ゆるぎない決心をしています

岸本葉子著「続々・ちょっと早めの老い支度」を読みました

近頃は、ネット予約が出来て便利なので、図書館を

よく利用します

先日ウェイティングからOKになったのがこの本、

「ちょっと早めの老い支度」って正に私のテーマです

著者の岸本葉子さんは、1961年生まれ、40歳の時に、

非常に珍しい盲腸の癌を患い、

おそらく、あまり予後の良くない癌だったようですが

再発防止のために、食材から調味料まで厳選して、

肉、卵、乳製品を取らず、お酒、みりん、白砂糖は

使わず甘味はメープルシロップ、という

徹底した食事管理をされて、

漢方薬を取り入れながら、見事に病を乗り越えて

サバイバルされた方です

病は医者が治してくれるものではなく、

自分で治すもの、を実践された方

年齢が近く、程度の違いはあれ、境遇が似ていたので、

著書を何冊か読んで

岸本さんの暮らしぶりには、大いに影響を受けました

今回の新著では、10年後を意識して、掃除機をスティック

式に買い替えたとか、

ル・クルゼの鍋は重くていつまで使えるかとか、

フィッシュロースターが便利だとか

私が思っていることと同じで、驚きと喜びがありました

フィッシュロースターの写真を見て

「あ、岸本さんもくんせい付きに買い替えたのね」と

何故だか嬉しくなったり

人って、誰かが自分と同じ行動をとったことを知ると、

嬉しく感じるものなのかしら

私と違うのは、ジムで加圧トレーニングを取り入れて、

筋力アップに取り組んでいるところ

トイレに行くことができるかどうかが自立の分かれ目で、

筋力で一瞬でもお尻を持ち上げる

ことができれば便器に移れるから、と

随分先の心配をされて今から励んでいらっしゃるご様子

お父様の介護を終わられて、間近で見てこられた問題を、

独り暮らしのご自分の30年後に

あてはめて対策をされるとは、さすがで、

見習うべきことと思いました

驚いたのは、「出張先で、スーパーでお惣菜を買って、

カップうどんを食べた」とか

「あんみつを食べた」とか

そこに反応するのは私だけかもしれませんが、

え~? まさか? でした

すると、大病院で経過観察していた通院は、

2年前に終了したとのこと

従来の基本は続けつつ、そういうものも

召し上がるようになったんですね

それだけお元気になられ、心配がなくなったということで、

本当に良かったと思います

私も術後8年が経過し、主治医の先生に

「もう大丈夫ですね」と言っていただきました

でも、たぶんカップ麺は、大地震が起きて

避難生活にならない限り、食べないと思います

食品添加物を避けたり、オーガニック食品に

こだわると、人に嫌われがちですが

いつも理解してくださる、心優しい先輩方や

友人たちに感謝しています